録音の計画
チャペルでの朗読会は、当分できそうもありません。
そこで、ここを、朗読の録音の場にお借りできないものかと考え着きました。
音響がすばらしくいいのです。
マイクなんかいらないでしょう。
体力がなくなっている私にも、楽に声が出せそうです。
そういったことに詳しいスタッフの方などはいらっしゃらないし、録音の設備もありませんので、手持ちの録音機で大丈夫か、試してみないと・・・
うまく録音出来たら、私のHP管理者の方に頼んで、HPから、配信できないか、試してみることになっています。
管理者の方によると、短い作品しかできないとのことですが、ちょうど短いものが二つあるのです。
コロナ騒ぎの前に、ある朗読会で読むつもりだった作品です。
どちらもエッセイ(紀行文)で、海外が舞台。
なかなかロマンティックな文章です。
恋愛ものではありません。
あ〜うまくいきますように。
でも、まず、チャペルを貸していただけるかどうか、病院に訊かなければ・・・
また、ナースさんによると、ここには、プレイルームというこじんまりしたお部屋があり、防音だそうです。
お子さんたちが遊ばれる部屋だったのでしょうが、現在は使われていないそうです。
この部屋をお借りしてもいいのでは?
最悪、みなダメだったら、自室での録音しかありませんが、外部の物音が入るかもしれません。
まず
1. チャペルでの録音の許可をとること。(次善の策は、プレイルーム)
2. 朗読の練習
3. 朗読して録音したら、それが、うまくHPから配信できるか様子を見る
4. 上記がだめだったら、少部数のCDをこしらえて、友人・知人に配る。
私の形見です。
夭逝された息子さんが、生前、作曲された曲を、少部数、CDにされて出版された知人があります。
費用のことなど、いろいろ訊いてみようと思います。
読む物は決まっています。
私の作品、時代小説(物語?)「祇王」です。
短篇ですが、なかなか評判がよく、昨年出版した「keikoのスクラップブック」というエッセイ・物語集にも載せました。
これを、私が朗読するのを聴きたいといってくださる声が多いので、気持ちが動いています。
今、この日記を、ラウンジの窓際のテーブルに座って入力しています。
いよいよ最晩年になって、ホスピスで、まだ、これからのことを考えて、胸を弾ませられる私は、幸せ者です。