朗読会「keikoのスクラップ・ブック」キャッチ・コピー集B
「朗読会 keikoのスクラップ・ブック6」2004年(平成16年)9月25日(土)
日本の心―小泉八雲の生涯
ギリシャに生まれ、世界を巡り歩いたラフカディオ・ハーンは、
日本で生涯の伴侶にめぐり合いました。小泉節子さんです。
帰化して小泉八雲となったハーンは、美しい日本や日本の心を
世界に紹介してくれました。
今、その美しい日本の心は 私たちの元に残されているでしょうか?
今日は八雲の心の軌跡をたどり、また、節子夫人の「思い出の記」
の一部を聴いて頂きたいと思います。
小泉八雲没後百年の今年、八雲忌(9月26日)の前日の公演です。
送り状の文章
お久しぶりでございます。
暑い日が続きますが、お変わりございませんか?
六回目の「朗読会 keikoのスクラップ・ブック」のお知らせです。
小泉八雲夫人、節子さんは、執筆中の八雲の邪魔をしないよう、
ひたすら静かに静かにと心がけたそうです。
「引き出し一つ開けるにも、そうっと静かに音のしないようにしていました。
こんな時には私はいつもあの美しいシャボン玉をこわさぬようにと思いました」
(小泉節子著「思い出の記」より)
私も、ささやかなシャボン玉を、今年、また、皆様にお届けしたいと思います。
お越しいただければ、嬉しく思います。
平成十六年(2004年)八月吉日
keiko(佐藤啓子)