メアリー・ア二ングの宝物

 

私は、お腹の病気で、流動食を摂っています。

固形物は食べられません。

それを聴いた優しい友人は、チョコレートを贈ってくれました。

チョコは、お腹の中で溶けるので、食べても大丈夫なんです。

ちいちゃな貝殻の形をしたチョコを見て、イギリスの旅を思い出しました。

ドーバー海峡にある、ドーバー城や、アランデルやルイスの城を訪れた時です。

古いお城の石垣には、ずいぶん貝の化石が付いていました。

ずっと昔からの堆積なんでしょうね。

白くて綺麗なアランデルのお城の売店は、地下にあり、広いです。

そこでお昼に、スープとパンを食べ、お土産物を探しました。

貝殻などの化石のミニチュアが袋に入ってました。

昔、「メアリー・ア二ングの宝物」というような題の子供の本を読んだことがあります。

イギリスのドーセットの海岸で、化石を掘ってお土産物にしていた少女の話です。

まだ、進化論が信じられてなかった頃でした。

少女は、先駆者ですね。

メアリーは、化石採集者としても、古生物学者としても、とても熱心でしたが、ビクトリア朝には、女性が学者として認められるのは、大変でした。

(1799年〜1847年)

メアリーは、恐竜の全身の化石など大発見を続け、初期の古生物学に大きく貢献したそうです。

彼女は、47才で病気のため、世を去りましたが、死の前年には、ロンドン地質学会の名誉会員にえらばれたそうです。

その話を思い出し、貝殻などの化石のミニチュアを買い求めました。

優しい友人のプレゼントが、楽しい旅の思い出をよみがえらせてくれました。

アランデルでは、古いホテルに泊まりました。絨毯が擦り切れたり、設備が古くなったりしてました。

そのせいでしょうか?居心地は悪くないのに、宿賃は安かったです。

ついでにいいますと、イギリス児童文学界の大物、ローズマリ・サトクリフは、生前、この地に住んでいたようです

アランデルに行った日は、上天気でした。

お城の門の前の小さな家で、地元のおばあさんたちが、手作りの品を売ってました。

小さな綺麗なベッドカバーを買いました。

ベア君とメロディちゃんが、家で、お布団代わりに使ってました。

このHPのトップページに写真があります。

「相棒」です。

 

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