イギリス イギリス (4) パリ
パリにやってきました。
パリの日程は短いです。
着いた日と立つ日を入れて、3日間。
オプショナルツアーも多いですが、こなせるでしょうか?
最初の日はどこへ行ったかな?
昼間は仲間の人達と数人で、街角のカフェでお茶を飲んだように思います。
私は、コーク。
ああ、パリのカフェなんだ、とドキドキ。
ほかのテーブルの人達の飲み物、なんだろう?美味しそうだな。
緑色の飲み物です。
後で考えると、緑は瓶の色で、中身は、水だったかも・・・(ペリエ)
スカートにコークをこぼしてしまいました。
あわてて、ボーイさんを呼んで、お水をもらい、ハンカチで拭きました。
しばらく、カフェで、ぼーっとしてました。
夜は、オプショナルで、シャンソニエに行こうと思っていたら、一行の中にいた中年姉妹に「もっといいところがあるわよ、行きましょ」と誘われました。
二人で学習塾を経営してるんだそうです。ずいぶん海外旅行の経験が豊富そう。
どこへ行くんだろう?と思ってついていくと、エッフェル塔でした。「、」
夕刻でしたが、まだ明るい夏のパリです。
屋外の展望台に上り、眼下にパリ市街を見下ろしました。
それから、ゆっくり、そこに立ち尽くして、暮れ行くパリを眺めてました。
すっかり暗くなるまで・・・
夏なので、寒くないし、緯度の高いパリは、暗くなるのが遅かったんです。
気持ちが広々としましたし、いい経験でした。
以後、ほかの土地いに行った時も、似たようなことをしてみました。
このお二人は、いいことを教えてくださいました。
翌日の昼間は、仲間の何人かの人たちと、メトロに乗ってどこかに行きました。
ルーブルだったのかもしれません。
とにかく人が多くて、お目当ての絵を2〜3、ただ、観たというだけ。
途中、乗換駅を間違えて、おたおたしましたが、ひとりだったら、パニックだったと思います。
また、オプショナルで、フォンテンブロー宮殿と、バルビゾンに行きました。
バスで行ったのだろうと思います。
フォンテンブローは現地のガイドさんが着いてましたので、よく分からないながら、初めて見る、ヨーロッパの昔の宮殿の豪華さには圧倒されました。
古びたタピスリーがたくさん壁や廊下ににかかってまして、とてもうれしく思いました。
フォンテンブローも、まして、バルビゾンは、まあ、人が多くて・・・
とくに、バルビゾンは、なにを観たのか、よく覚えてません。
ツアーはいやですね。
ヨーロッパは、バカンスの季節なので、観光シーズンですし。
その夜は、どなたかに誘われて、セーヌの観光船「バトームーシュ」に乗りました。
ライトアップされる、セーヌの川辺の由緒ある建物を眺めながら、ディナーです。
ツアーに参加してから初めての、美味しい食事だったかもしれません。
コースの最後は、チーズ。
大きなチーズの上にお酒がかけられて、蝋燭の火がうつされました。
あの時が、私のナチュラルチーズ初体験だったかもしれません。
パリでは、お土産を買いたかったのですが、時期はバカンス、お店のお休みが多くて・・・
素敵なお店のウィンドウを眺めながら、指をくわえていることが多かったです。
シャネルの口紅が意外に安くなってましたので、同僚や友人のお土産に、少しまとめて買いました。
パリらしいものといえば、それくらいでしょうか。
旅慣れた皆様は、もうよく分かっていらっしゃると思いますが、これから、パリに行かれる方は、くれぐれも、バカンスの時期はお避け下さい。
さて、翌日は、早くも、パリとお別れです。