お子様ラーメン

ここしばらく、胃の調子がいまひとつで、食事をとる際には、気を使っています。

先日、外で、早めのお昼をとることになり、あるスーパーのファミリーレストランのウィンドウを覗きました。

一渡り、見回しますと、ラーメンがあります。
いわゆる醤油ラーメンです。
ここ何年も食べていません。
若い頃は、時々、食べたくて、たまらなくなったものですが。

ちょっと気をそそられますが、う〜ん、おなかの具合が心配です。

そこで、今一度、ウインドウの中を見渡しますと・・・ありました!
“お子様ラーメン”です。

大人向きのラーメンの3分の一くらいの量で、480円です。
ちょっと割高かな?とは思いましたが、決心して中へ入りました。

注文をとりに来たウェイトレスさんに、「変に思わないでね、今、おなかの具合が悪いので、“お子様ラーメン”お願いします」と頼みました。ウェイトレスさんは、感じよく、にっこり笑って、注文をメモし、立ち去りました。
ほっとしました。

食べてみたら、お味は、まあまあでした。
デザートとして、牛乳寒がついていました。
子どものころ、生まれて初めて作ったお菓子が、牛乳寒だったことを思い出します。
サービスの飲み物は、カルピスで、大人のコップの、やはり3分の一くらいの大きさのコップに入っていました。

心臓に毛が生えてきたせいか、“お子様ラーメン”には成功しましたが、“お子様ランチ”を注文する勇気は、まだありません。

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