季語がない!?

 石井桃子さんの「幻の朱い実」(岩波現代文庫 上下)を、もう少しで読み終わるところです。

 ところで、その中に、ヒロインの一人、蕗子が詠んだ俳句がでてきます。

古葛籠(つづら) 昔似合いし 小裂(こぎれ)かな

蕗子がこの句を、俳句に詳しい知人に見せたところ、

「季語がない!」

の一言で片づけられたそうです。

「そうかなあ?季語がなくても、いい句だと思うのだけれど・・・」

と、蕗子は不服そうです。

私も、蕗子に賛成!です。

いい句のように思いますけれど・・・

季語がなくちゃ、いけないのでしょうか?

この「幻の朱い実」、なかなかいい小説のように思います。

 

+ゆで卵

足の筋肉が弱ってきた、薄毛進行中、文章の推敲が面倒になってきた etc・・・

加齢現象がだんだん進んできている今日このごろです。

体操や散歩はある程度していますので、食べ物にも気を付けないと、と思いいたりました。

考えてみると、筋肉、髪、頭脳の栄養は、みな、タンパク質です。

もっとタンパク質を食べないといけません。

体操教室の先輩は、「枝豆がいい、これからの季節、お風呂上りに、きんきんに冷えたビールできゅっと一杯、たまんないわよ」とアドバイスしてくれました。

たしかに、それもいい考えですね、暑くなったら、アルコールが苦手なので、ノン・アルコールビールで実行してみましょう。

それでは、普段の食事で気を付けることは?と考えて、朝食に思い当りました。

我が家は昔から、朝食はパンと果物、それに牛乳です。

和食にするといいのでしょうが、パン食より手間がかかりますし、朝食べるのには、パンと果物の方が爽やかで気持ちいいです。

そこで、ちょっと考えて、ゆで卵を、メニューに加えることにしました。

油を使わないので、目玉焼きよりいいと思いました。

まだ実施してから数日ですが、朝食のあとは、これまでより、お腹がしっかりしたような気持ちです。

食後の散歩も、気のせいか、足元が以前よりいくぶん、ましになったような・・・

しばらく続けてみようと思っています。

 

(上記は、数年前に書いたものです。季節外れでごめんなさい。おお寒い、ぶるぶる)

 

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