入院生活先日まで入院してました。
小金井市の聖ヨハネ会桜町病院です。
10月に、急に具合が悪くなり、近くの総合病院に入院しました。
そこでは、ちょっと辛い入院生活でしたが、途中で桜町に転院して救われた思いでした。
小規模のカトリックの病院です。
容体が安定したこともあり、気分も落ち着きました。
病室は、板張りの床で、暖かい感じがします。
看護師さんたちも、主治医の先生も、いい方たちばかりです。
毎夜、9時になると、アベマリアの音楽が病院外に鳴り響きます。
消灯の音楽なんです。
兼ねてから出版準備をすすめていた本を、入院してから出版しました。
ここ桜町病院には、10年くらい前に、父が、しばらく入院していたことがあり、その時、父は、とても幸せな時を過ごすことができました。
スタッフの方たちが良かったせいです。
その時の想い出も、その本の中に書きました。
病院やスタッフの方々に感謝する言葉も書いてありますので、主治医の先生や、看護師さん何人かに本をプレゼントしました。
看護師さんたちは、それをまわして読んでくださったみたいです。
彼女たちには、私の本は、新鮮だったようです。
私の入浴を介助してくださった一人の方は、私を湯船に漬けてから、話しかけてこられ、ずいぶん熱心に、お話しなさり、また、私のお話しも聴かれました。
とうとうお湯がぬるくなってきたので「あの〜、そろそろ上がりたいんですが・・・」と、おそるおそる言いますと、彼女はハッとして「すみません、自分が看護師だということをすっかり忘れてました」と謝られました。
ベア君とメロディちゃんは、いつも、窓辺のソファに座って、おばちゃまを見守ってくれてましたが、すっかり看護師さんたちの人気者になりました。
ある看護師さんなど、二人を初めて見た時、「可愛い、可愛い、まーかわいい!」と叫ばれたほどです。
退院の日に、何人かの看護師さんが、挨拶に見えられました。
「佐藤さんには、私たちの知らない世界を教えていただきました」とご挨拶された方もありましたし、「ベア君とメロディちゃんに、愛情を感じてしまいました」といって、しばらく二人の傍らに立ち尽くしている方もありました。
楽しい入院生活でした。また戻って行けるのがうれしいです。